サウナ室に入るとき、ふと「あれ?内側にドアノブがないな」と気づいたことはありませんか?
実は、サウナ室の扉の多くは「内側から押すだけで開く」ように作られています。そこには、サウナという特別な空間を安全に、そして心地よく楽しむための深い理由があるのです。
今回は、サウナ室の扉がなぜ「押し扉」なのか、そして個室サウナでもその設計がどう活かされているのかについてお話しします。
■ サウナの扉は「押すだけ」が標準仕様
日本の多くのサウナ施設では、サウナ室から出る際、扉を「引く」のではなく「押す」タイプが採用されています。
これには明確な理由があります。
サウナ室は高温になるため、万が一、体調の変化を感じたときやトラブルがあったときに「ドアノブを回して引く」という動作が負担になる可能性があるからです。
「体に力を入れずとも、体重を軽く預けるだけで外に出られる」
この直感的な設計は、サウナを愛するすべての人を守るための、世界共通の優しさなのです。
■ 「ラッチ(取っ手)」をなくして、閉じ込めリスクをゼロに
もう一つの大きな特徴は、扉を固定する「ラッチ(カチッと閉まる金具)」がないことです。
もし扉にラッチや鍵がついていると、熱による金属の膨張や部品の故障で「開かなくなる」というリスクが、万に一つでも生まれてしまいます。
そのため、多くのサウナ施設や最新の個室サウナでは、あえて取っ手や金具を付けない「ラッチレス」の扉を採用しています。
・複雑な操作がいらない。
・物理的にロックされる心配がない。
「押せば、必ず開く」。このシンプルな構造こそが、個室というプライベートな空間においても、最大の安心材料となっているのです。
■ 究極にリラックスした状態でも、すぐ外へ
サウナで体が芯から温まり、心までふわっと解きほぐされたとき、人は心地よい「脱力状態」になります。
そんな、最高にリラックスして力が抜けている状態でも、ロウリューランドをはじめとする多くの個室サウナの扉は、そっと手を添えるだけでスッと開いてくれます。
「開けよう」と身構える必要はありません。
サウナ室を出て、水風呂や休憩スペースへ向かう一歩を、扉が優しくエスコートしてくれる。そんなイメージです。
■ まとめ:扉の向こうにある「安心」を感じて
個室サウナを検討中の方が抱く「一人で閉じ込められたらどうしよう」という不安。
その答えは、その扉のシンプルさに隠されています。
サウナ室の扉に余計なものがついていないのは、あなたが心の底からリラックスして、自分だけの世界に没入できるようにするためです。
次に個室サウナを訪れたときは、ぜひその扉の「軽やかさ」に触れてみてください。
プロの基準で守られた安心感の中で、至福の「ととのい」があなたを待っています。

